冬という季節も関連しているかもしれませんが、年末年始の疲れが出てるのかもしれませんね。しかも、頚動脈が細くなったり詰まってしまったりと大きな血管の病気の方が多くなってきました。
先日義理の母親に「脳卒中と脳梗塞ってどこが違うの?」と質問されました。
脳の病気とわかってはいてもよく分からないんですね。以下に簡単に説明します。
脳卒中とは
脳卒中という言葉は、病名というよりも、脳の血管の障害により、手足の麻痺や意識障害などの様々な症状がある
状態を意味しています。
ですから、脳卒中は、脳の血管の障害の起こり方によって、「脳の血管が詰まる脳梗塞」、「脳の血管が破れる脳出血・くも膜下出血」、「脳動静脈奇形(のうどうじょうみゃくきけい)の破裂による出血」、「脳腫瘍(のうしゅよう)による出血」、「一過性の脳の循環障害」など、いろいろな種類があります。
そのなかでも多いのが、「脳梗塞(のう こうそく)」、「脳出血(のう しゅっけつ)」、「くも膜下出血(くもまくか しゅっけつ)」の3つです。脳卒中の中でも患者数がいちばん多いのが脳梗塞で、脳卒中全体の約75%を占めているとされています。
脳の血管が詰まることで発症する「脳梗塞」は、「虚血性脳卒中(きょけつせい のうそっちゅう)」とも呼ばれます。
また、脳の血管から出血する、「脳出血」と「くも膜下出血」は「出血性脳卒中」とも呼ばれます。
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