脳梗塞、脳出血、くも膜下出血といった脳卒中は、現在死亡原因の第4位、寝たきり原因として第1位の病気です。患者さん本人のみならず、周囲の介護するかたの負担も大きくなります。この脳卒中の治療は初期の治療および予防が大切となってきます。もちろん脳卒中となってしまったからといってあきらめる必要はありません。このブログでは脳卒中治療最前線の情報と私の職場のある松戸市の情報をアップしていこうと思います。
脳梗塞では急性期にMRIの拡散強調画像で高信号を呈してきますが、それ以外の病気でも同じように高信号となり、一見脳梗塞のような画像となることがあります。 なんでもかんでも脳梗塞と診断していたのでは、治る病気も治らなくなります。
DWIにおいて高信号となる疾患には
・急性期脳梗塞(2週間以内)
・急性期脳炎・脳症
・てんかん重積状態
・低血糖
・脳出血
・脳膿瘍
・脳腫瘍(リンパ腫など)
・急性メトトレキサート脳症
・Creutzfeldt-Jakob病
・活動性脱髄斑
0 件のコメント:
コメントを投稿