2025年6月9日月曜日

拡散強調像(DWI)で高信号となる病気

 脳梗塞では急性期にMRIの拡散強調画像で高信号を呈してきますが、それ以外の病気でも同じように高信号となり、一見脳梗塞のような画像となることがあります。  なんでもかんでも脳梗塞と診断していたのでは、治る病気も治らなくなります。

DWIにおいて高信号となる疾患には

・急性期脳梗塞(2週間以内)

・急性期脳炎・脳症

・てんかん重積状態

・低血糖

・脳出血

・脳膿瘍

・脳腫瘍(リンパ腫など)

・急性メトトレキサート脳症

・Creutzfeldt-Jakob病

・活動性脱髄斑

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